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「飛田和緒の郷土汁」飛田和緒 [本]

「飛田和緒の郷土汁」

著者:飛田和緒
発行:世界文化社

飛田和緒氏の作品
1964年、東京都生まれ。
高校の3年間を長野で過ごす。現在は、海辺の町で夫と娘の3人で暮らす。
日々の食卓で楽しめる家庭料理には定評があり、雑誌、書籍、テレビなどで活躍する。また、その土地ごとの素材や味に向き合い、家庭で作りやすいようにするアレンジすることが得意。
著書に『飛田和緒のなべ』(世界文化社)、『常備菜』(主婦と生活社)、『私の保存食手帖』(扶桑社)がある。

「郷土汁」とは、寒い地方では体を温めるもの、暑い地方ではさらっと食べられるものや食材を余すことなく使うものなど、各地の風土によって育まれ、先人の知恵が生かされた一品だそうである。

本書は、地域の特産物や調味料を使って作られる郷土料理のうち、汁物だけを集めて紹介されている書き物である。
三平汁、帆立の味噌汁、せんべい汁、じゃっぱ汁、いちご煮、まめぶ汁、ひっつみ汁、むきそば、ちたけ汁、すいとん、どじょう汁、けんちん汁、のっぺい汁、ぼっかけ汁、おつけ団子汁、こくしょ、七色汁、いとこ汁、ばち汁、きび団子汁、太平汁、そば米汁、しっぽく、だご汁、つぼん汁、冷や汁など、著者がアレンジした102品のレシピが掲載されている。
レシピには、できるだけ身近で手に入りやすい材料が使われており、特定の季節にしか採れないものは代用品などを使うなど工夫されている。
また、すぐ食べたい時にも作りやすいように、極力短時間で作れるような提案もされている。
おいしい郷土汁を作るための「基本だしのとり方」では、昆布だし、かつおだし、煮干し・あごだしの手軽なとり方も紹介されている。


飛田和緒の郷土汁

飛田和緒の郷土汁

  • 作者: 飛田 和緒
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2016/12/08
  • メディア: 単行本



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