<ご連絡>
仕事や私事が重なり、しばらくの間、不定期の更新とさせて頂きます。
何卒宜しく御願い申し上げます。
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「冷凍フルーツのひんやりスイーツ」あまこようこ [本]
「冷凍フルーツのひんやりスイーツ」
著者:あまこようこ
発行:主婦の友社
あまこようこ氏の作品
大阪生まれ。
アイディアあふれるお菓子や料理、飾らない人柄で人気のフードコーディネーター。
テレビ、雑誌、広告などで活躍しながら、駒澤大学駅近くでおかずケーキの店「ocazu cake coven」を切り盛りする日々。
2人の男の子のママでもある。
著書に『おかずケーキ』(オークラ出版)、『揚げずに!揚げ物ざんまい』(主婦の友社)がある。
本書によると、冷凍技術が向上したことにより、冷凍食品の種類が増えているという。
特に冷凍フルーツは種類も多く、季節に関わらず様々な種類が手に入るようで、栄養価も高く、調理などに気軽に使えることから人気もあるようだ。
本書は、冷凍フルーツを使用した、ゼリーやアイスキャンディー、スムージーなどのレシピ集である。
冷凍フルーツのオレンジ、パイン、メロン、いちご、ミックスベリーなどを使用した、豊かであり簡単に作れそうなレシピが紹介されている。
ヨーグルトバーク、フルーツロールサンド、いちごプリン、豆乳メロンアイス、パイナップルと抹茶きな粉のスムージー、パイナップルとブルーベリーのクラフティなど、挑戦してみたくなるレシピが掲載されている。
コラム「もっと冷凍フルーツを活用しよう!」「おうち冷凍フルーツを楽しもう!」なども興味深い。
俳句を置かせて頂く。
冷蔵庫ひらく妻子のものばかり 辻田克己
著者:あまこようこ
発行:主婦の友社
あまこようこ氏の作品
大阪生まれ。
アイディアあふれるお菓子や料理、飾らない人柄で人気のフードコーディネーター。
テレビ、雑誌、広告などで活躍しながら、駒澤大学駅近くでおかずケーキの店「ocazu cake coven」を切り盛りする日々。
2人の男の子のママでもある。
著書に『おかずケーキ』(オークラ出版)、『揚げずに!揚げ物ざんまい』(主婦の友社)がある。
本書によると、冷凍技術が向上したことにより、冷凍食品の種類が増えているという。
特に冷凍フルーツは種類も多く、季節に関わらず様々な種類が手に入るようで、栄養価も高く、調理などに気軽に使えることから人気もあるようだ。
本書は、冷凍フルーツを使用した、ゼリーやアイスキャンディー、スムージーなどのレシピ集である。
冷凍フルーツのオレンジ、パイン、メロン、いちご、ミックスベリーなどを使用した、豊かであり簡単に作れそうなレシピが紹介されている。
ヨーグルトバーク、フルーツロールサンド、いちごプリン、豆乳メロンアイス、パイナップルと抹茶きな粉のスムージー、パイナップルとブルーベリーのクラフティなど、挑戦してみたくなるレシピが掲載されている。
コラム「もっと冷凍フルーツを活用しよう!」「おうち冷凍フルーツを楽しもう!」なども興味深い。
俳句を置かせて頂く。
冷蔵庫ひらく妻子のものばかり 辻田克己
2019-05-11 23:00
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「ロシアのパンとお菓子」荻野恭子 [本]
「ロシアのパンとお菓子」
著者:荻野恭子
発行:東洋書店
荻野恭子氏の作品。
東京生まれ。
父が飲食店を経営していたため、子供のころより食に興味を持つ。
各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。
1974年よりロシアをはじめ、イラン、トルコ、中国、韓国など、ユーラシア大陸周辺の50か国以上を訪れ、現地の家庭やレストランのシェフから料理を習い、食文化の研究を続けている。
自宅にて料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰。
テレビの料理番組や雑誌で活躍中。
著書に、『大地が育むユーラシアの味 ロシアの郷土料理』(東洋書店)、『家庭で作れるロシア料理』『家庭で作れるトルコ料理』(共に河出書房新社)、『ポリ袋漬けのすすめ』(文化出版局)などがある。
著者によると、ピロシキは、日本では「ひき肉と春雨入りの揚げパン」というイメージだが、ロシアのピロシキは日本のおむすびのような存在で、具、生地、形のバリエーションが豊富だという。
生地はパン生地の他、クレープ生地、パイ生地、クッキー生地で作ることがあり、調理の仕方もヨーロッパ側ではオーブンで焼くのが一般的だが、シベリア側では揚げピロシキが多くみられるそうだ。
本書は、著者が実際にロシアやロシアと関係の深い周辺の国々を訪ね、現地の主婦から教わったパンやお菓子のレシピを紹介する書き物である。
クレープピロシキ、りんごのピローク(大型ピロシキ)、クレビャーカ(渦巻き形のピローク)、丸パンのにんにくソースがけ、ワトルーシキ、ブリヌイ(ロシアのクレープ)、ピタパン、ハチャプリ(チーズパン)、ムチャディ(とうもろこしの揚げパン)、プリャーニキ(はちみつ入りビスケット)、けしの実のロールケーキなどのレシピが掲載されている。
「バーブシカの知恵袋」と題されたコーナーには「手作りのレースペーパー」「ブリヌイがうまく焼けるおまじない」など、著者が現地で得たさまざまな情報が添えられており、興味深い。
著者:荻野恭子
発行:東洋書店
荻野恭子氏の作品。
東京生まれ。
父が飲食店を経営していたため、子供のころより食に興味を持つ。
各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。
1974年よりロシアをはじめ、イラン、トルコ、中国、韓国など、ユーラシア大陸周辺の50か国以上を訪れ、現地の家庭やレストランのシェフから料理を習い、食文化の研究を続けている。
自宅にて料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰。
テレビの料理番組や雑誌で活躍中。
著書に、『大地が育むユーラシアの味 ロシアの郷土料理』(東洋書店)、『家庭で作れるロシア料理』『家庭で作れるトルコ料理』(共に河出書房新社)、『ポリ袋漬けのすすめ』(文化出版局)などがある。
著者によると、ピロシキは、日本では「ひき肉と春雨入りの揚げパン」というイメージだが、ロシアのピロシキは日本のおむすびのような存在で、具、生地、形のバリエーションが豊富だという。
生地はパン生地の他、クレープ生地、パイ生地、クッキー生地で作ることがあり、調理の仕方もヨーロッパ側ではオーブンで焼くのが一般的だが、シベリア側では揚げピロシキが多くみられるそうだ。
本書は、著者が実際にロシアやロシアと関係の深い周辺の国々を訪ね、現地の主婦から教わったパンやお菓子のレシピを紹介する書き物である。
クレープピロシキ、りんごのピローク(大型ピロシキ)、クレビャーカ(渦巻き形のピローク)、丸パンのにんにくソースがけ、ワトルーシキ、ブリヌイ(ロシアのクレープ)、ピタパン、ハチャプリ(チーズパン)、ムチャディ(とうもろこしの揚げパン)、プリャーニキ(はちみつ入りビスケット)、けしの実のロールケーキなどのレシピが掲載されている。
「バーブシカの知恵袋」と題されたコーナーには「手作りのレースペーパー」「ブリヌイがうまく焼けるおまじない」など、著者が現地で得たさまざまな情報が添えられており、興味深い。
2019-04-13 23:00
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「クリームソーダ 純喫茶めぐり」難波里奈 [本]
「クリームソーダ 純喫茶めぐり」
著者:難波里奈
発行:グラフィック社
難波里奈氏の作品。
東京喫茶店研究所二代目所長。
東京を中心に全国の純喫茶を巡り、2012年には初の著書『純喫茶コレクション』を上梓。また雑誌への寄稿やテレビ、ラジオ番組、トークイベントなどにおいて純喫茶の魅力を広めている。
全国の純喫茶を訪れたという著者によると、各地の純喫茶で出されているクリームソーダのソーダ水はグリーン色が一番多く、グリーン以外ではブルーのものが多いが、色合いや濃淡は店によって様々だという。
また、色の種類も大半が1種類から2、3種類だが、東京・神保町の「さぼうる」(6種類)、京都「SHINSETSU」(24種類)のように多くの種類を揃える店もあるそうだ。
本書は、著者が訪れた各地の純喫茶と、店で提供されているクリームソーダが紹介されている書き物である。
北海道函館市「COFFEE ROOM きくち」、宮城県仙台市「どんぐり」、群馬県高崎市「コンパル」、神奈川県藤沢市「喫茶ジュリアン」、千葉県柏市「コーヒープラザ壹番館」、東京都世田谷区「喫茶宝石箱」、岐阜県可児市「ミロ」、愛知県名古屋市「珈琲処カラス」、兵庫県姫路市「茶房 大陸」、広島県呉市「赤煉瓦」、長崎県長崎市「珈琲 冨士男」など、38件の純喫茶とそのクリームソーダが掲載されている。
純喫茶以外で提供されているクリームソーダの写真をまとめた「クリームソーダアルバム」、コラム「クリームソーダのシロップ」「駄菓子屋さんのソーダ水」も含め、クリームソーダの魅力が詰まった内容となっているようだ。
著者:難波里奈
発行:グラフィック社
難波里奈氏の作品。
東京喫茶店研究所二代目所長。
東京を中心に全国の純喫茶を巡り、2012年には初の著書『純喫茶コレクション』を上梓。また雑誌への寄稿やテレビ、ラジオ番組、トークイベントなどにおいて純喫茶の魅力を広めている。
全国の純喫茶を訪れたという著者によると、各地の純喫茶で出されているクリームソーダのソーダ水はグリーン色が一番多く、グリーン以外ではブルーのものが多いが、色合いや濃淡は店によって様々だという。
また、色の種類も大半が1種類から2、3種類だが、東京・神保町の「さぼうる」(6種類)、京都「SHINSETSU」(24種類)のように多くの種類を揃える店もあるそうだ。
本書は、著者が訪れた各地の純喫茶と、店で提供されているクリームソーダが紹介されている書き物である。
北海道函館市「COFFEE ROOM きくち」、宮城県仙台市「どんぐり」、群馬県高崎市「コンパル」、神奈川県藤沢市「喫茶ジュリアン」、千葉県柏市「コーヒープラザ壹番館」、東京都世田谷区「喫茶宝石箱」、岐阜県可児市「ミロ」、愛知県名古屋市「珈琲処カラス」、兵庫県姫路市「茶房 大陸」、広島県呉市「赤煉瓦」、長崎県長崎市「珈琲 冨士男」など、38件の純喫茶とそのクリームソーダが掲載されている。
純喫茶以外で提供されているクリームソーダの写真をまとめた「クリームソーダアルバム」、コラム「クリームソーダのシロップ」「駄菓子屋さんのソーダ水」も含め、クリームソーダの魅力が詰まった内容となっているようだ。
2019-03-09 23:00
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「子どもと木であそぶ」岩谷美苗 [本]
「子どもと木であそぶ」
著者:岩谷美苗
発行:東京書籍
岩谷美苗(いわたにみなえ)
1967年島根県生まれ。
東京学芸大学卒業後、森林インストラクター第一期の試験に合格し、女性初の森林インストラクターとなる。
1998年、樹木医に。
2000年、「NPO法人樹木生態研究会」を設立。
現在、「街の木らぼ」代表。
「木で笑いが取れたら幸せ」をモットーに、講演・出張授業等を多数おこなう。
著者によると、アオダモやトチノキなどの樹液には蛍光物質が含まれており、木の枝を水に挿してUVライトを当てると、枝から青く蛍光する液体が水に溶け出るという。樹液の成分が何かははっきりとはわかっていないが、カフェー酸の変化したものではないかといわれるとのことである。
本書は、森林インストラクター・樹木医である著者が、木を使って遊ぶさまざまな方法を紹介する書き物である。
「タイムラグで読める字書き葉」「カツラの芳香剤」「イボタロウで敷居ぬり」「ムクロジの洗濯あそび」「あまづら作り」「自然が作った葉脈標本」「葉拓でエコバッグ」「キンモクセイのシロップ」「トチ餅」など46の方法が、あそび・実験・観察・クラフト・食に分類されて掲載されている。
木とあそぶためのこころえ、道具、服装といった準備すべきことが丁寧に説明されており、自然観察に慣れていない人でも取り組みやすい解説となっているかと思う。
また、「キャンプ場でやろう―いろいろな着火剤」「味はコーヒーよりお茶っぽい?―昔のコーヒー代用品」などのコラムも興味深い。
著者:岩谷美苗
発行:東京書籍
岩谷美苗(いわたにみなえ)
1967年島根県生まれ。
東京学芸大学卒業後、森林インストラクター第一期の試験に合格し、女性初の森林インストラクターとなる。
1998年、樹木医に。
2000年、「NPO法人樹木生態研究会」を設立。
現在、「街の木らぼ」代表。
「木で笑いが取れたら幸せ」をモットーに、講演・出張授業等を多数おこなう。
著者によると、アオダモやトチノキなどの樹液には蛍光物質が含まれており、木の枝を水に挿してUVライトを当てると、枝から青く蛍光する液体が水に溶け出るという。樹液の成分が何かははっきりとはわかっていないが、カフェー酸の変化したものではないかといわれるとのことである。
本書は、森林インストラクター・樹木医である著者が、木を使って遊ぶさまざまな方法を紹介する書き物である。
「タイムラグで読める字書き葉」「カツラの芳香剤」「イボタロウで敷居ぬり」「ムクロジの洗濯あそび」「あまづら作り」「自然が作った葉脈標本」「葉拓でエコバッグ」「キンモクセイのシロップ」「トチ餅」など46の方法が、あそび・実験・観察・クラフト・食に分類されて掲載されている。
木とあそぶためのこころえ、道具、服装といった準備すべきことが丁寧に説明されており、自然観察に慣れていない人でも取り組みやすい解説となっているかと思う。
また、「キャンプ場でやろう―いろいろな着火剤」「味はコーヒーよりお茶っぽい?―昔のコーヒー代用品」などのコラムも興味深い。
2019-01-26 23:00
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「血管が若返る 水煮缶レシピ」村上祥子/川端輝江 [本]
「血管が若返る 水煮缶レシピ」
著者:村上祥子
監修:川端輝江
発行:永岡書店
村上祥子氏
料理研究家。管理栄養士。
公立大学法人福岡女子大学客員教授。
福岡女子大学で栄養指導実習講座を15年担当。
治療食の開発で、電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
その後も、糖尿病、生活習慣病予防改善のための栄養バランスのよい、カロリー控えめのレシピを数多く考案し出版。
川端輝江氏
女子栄養大学栄養学部教授、博士(栄養学)。管理栄養士。
女子栄養大学大学院栄養学研究科栄養学専攻修士課程修了。
本書によると、健康に生きるための食生活には3つの柱があるようだ。
「低塩」、「良質なたんぱく質の摂取」、「抗酸化力の強化」がその柱のようで、本書に紹介されている「水煮缶」レシピで作ることができる料理の数々には、体づくりのための必要な栄養素が集約されているようである。
特にサバの水煮缶には、DHA、EPAなどが多く含まれ、記憶力や学習能力の強化、認知症予防、動脈硬化予防、血糖値の上昇を抑える効果などがあるという。
本書は、サバ水煮缶、トマト水煮缶、大豆水煮缶、サケ中骨缶の4種類を使った料理を紹介するレシピ集である。
使い勝手のよい水煮缶と身近にある食材を取り合わせ、時間の無い方や、料理の苦手の方にも取り組みやすい料理が紹介されている。
サバきのこのマリネ、サバと大根のけんちん煮、サバポテトサラダ、サバのかき揚げ、鶏肉のトマト煮、トマトとチーズのスープ、アサリのトマト煮、大豆と鶏肉の黒砂糖&黒酢煮、大豆の麻婆豆腐、サケの中骨コロッケ、サケの中骨三平汁など掲載されている。
著者:村上祥子
監修:川端輝江
発行:永岡書店
村上祥子氏
料理研究家。管理栄養士。
公立大学法人福岡女子大学客員教授。
福岡女子大学で栄養指導実習講座を15年担当。
治療食の開発で、電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
その後も、糖尿病、生活習慣病予防改善のための栄養バランスのよい、カロリー控えめのレシピを数多く考案し出版。
川端輝江氏
女子栄養大学栄養学部教授、博士(栄養学)。管理栄養士。
女子栄養大学大学院栄養学研究科栄養学専攻修士課程修了。
本書によると、健康に生きるための食生活には3つの柱があるようだ。
「低塩」、「良質なたんぱく質の摂取」、「抗酸化力の強化」がその柱のようで、本書に紹介されている「水煮缶」レシピで作ることができる料理の数々には、体づくりのための必要な栄養素が集約されているようである。
特にサバの水煮缶には、DHA、EPAなどが多く含まれ、記憶力や学習能力の強化、認知症予防、動脈硬化予防、血糖値の上昇を抑える効果などがあるという。
本書は、サバ水煮缶、トマト水煮缶、大豆水煮缶、サケ中骨缶の4種類を使った料理を紹介するレシピ集である。
使い勝手のよい水煮缶と身近にある食材を取り合わせ、時間の無い方や、料理の苦手の方にも取り組みやすい料理が紹介されている。
サバきのこのマリネ、サバと大根のけんちん煮、サバポテトサラダ、サバのかき揚げ、鶏肉のトマト煮、トマトとチーズのスープ、アサリのトマト煮、大豆と鶏肉の黒砂糖&黒酢煮、大豆の麻婆豆腐、サケの中骨コロッケ、サケの中骨三平汁など掲載されている。
2019-01-12 23:00
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「香り野菜が好き! さっぱり、ピリッとクセになる!おかずとおつまみ」堤人美 [本]
「香り野菜が好き! さっぱり、ピリッとクセになる!おかずとおつまみ」
著者:堤人美
発行:家の光協会
堤人美(つつみひとみ)氏の作品。
料理研究家。
出版社勤務の後、料理研究家のアシスタントを経て独立。
書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、CMの料理製作、企業のレシピ開発など活躍の場は幅広い。
提案するレシピは、簡単に作れるのに、おしゃれでおいしいと評判。
香りのある野菜が大好きで、料理に使う際は、「たっぷりと」が信条。
いちばん好きな香り野菜はパセリ。
『1肉1野菜で作る!主役級!肉サラダ』(グラフィック社)、『和中華』(主婦と生活社)、『肉も野菜も、しっとりふっくら。かんたんに作れる フライパンで蒸し料理』『主菜別 献立がすぐ決まる 副菜レシピ帖』(ともに家の光協会)など、著書多数。
香りのある野菜は、食材との組み合わせ方や熱の入れ方などの調理方法によって料理における存在感が増し、添え物としてでなく、メインの素材としてたっぷり使うことでその味をより楽しめるのだそうだ。
本書は、「香り野菜」を活かした料理を紹介したレシピ集である。
使用されている香り野菜は、青じそ・木の芽・九条ねぎ・クレソン・ししとうがらし・香菜(シャンツァイ)、春菊、しょうが、せり、セロリ、ディル、長ねぎ、にら、にんにく、バジル、パセリ、ピーマン、細ねぎ、三つ葉、みょうが、ミント。
レシピに、香り野菜の切り方や入れるタイミングなど、簡単に解説されているのもありがたい。
「ご飯のおかず」、「お酒のおつまみ」、「ご飯・麺・汁もの」の各項目に分けられたレシピは取り合わせ豊かであり、「香り野菜」の特徴が活かされているかと思う。
手羽先の甘辛ねぎたれ、ガーリックジンジャーポーク、バジルと厚揚げのトマトナンプラー炒め、揚げ里いもとクレソンのサラダ、やりいかの木の芽フリット、バジル風味のフムス、砂肝の細ねぎあえ、たことパセリのガーリックご飯、春菊のペペロンチーノ、おろししょうがとかぶのスープなど、「香り野菜」の実力をふんだんに表現されたレシピが紹介されている。
コラム「香り野菜のおいしいストック術」、「香り野菜はソースにしてもおいしい!」なども、役に立つ内容になっているかと思う。
「香り野菜別インデックス」も、調理にとりかかる際に便利である。
著者:堤人美
発行:家の光協会
堤人美(つつみひとみ)氏の作品。
料理研究家。
出版社勤務の後、料理研究家のアシスタントを経て独立。
書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、CMの料理製作、企業のレシピ開発など活躍の場は幅広い。
提案するレシピは、簡単に作れるのに、おしゃれでおいしいと評判。
香りのある野菜が大好きで、料理に使う際は、「たっぷりと」が信条。
いちばん好きな香り野菜はパセリ。
『1肉1野菜で作る!主役級!肉サラダ』(グラフィック社)、『和中華』(主婦と生活社)、『肉も野菜も、しっとりふっくら。かんたんに作れる フライパンで蒸し料理』『主菜別 献立がすぐ決まる 副菜レシピ帖』(ともに家の光協会)など、著書多数。
香りのある野菜は、食材との組み合わせ方や熱の入れ方などの調理方法によって料理における存在感が増し、添え物としてでなく、メインの素材としてたっぷり使うことでその味をより楽しめるのだそうだ。
本書は、「香り野菜」を活かした料理を紹介したレシピ集である。
使用されている香り野菜は、青じそ・木の芽・九条ねぎ・クレソン・ししとうがらし・香菜(シャンツァイ)、春菊、しょうが、せり、セロリ、ディル、長ねぎ、にら、にんにく、バジル、パセリ、ピーマン、細ねぎ、三つ葉、みょうが、ミント。
レシピに、香り野菜の切り方や入れるタイミングなど、簡単に解説されているのもありがたい。
「ご飯のおかず」、「お酒のおつまみ」、「ご飯・麺・汁もの」の各項目に分けられたレシピは取り合わせ豊かであり、「香り野菜」の特徴が活かされているかと思う。
手羽先の甘辛ねぎたれ、ガーリックジンジャーポーク、バジルと厚揚げのトマトナンプラー炒め、揚げ里いもとクレソンのサラダ、やりいかの木の芽フリット、バジル風味のフムス、砂肝の細ねぎあえ、たことパセリのガーリックご飯、春菊のペペロンチーノ、おろししょうがとかぶのスープなど、「香り野菜」の実力をふんだんに表現されたレシピが紹介されている。
コラム「香り野菜のおいしいストック術」、「香り野菜はソースにしてもおいしい!」なども、役に立つ内容になっているかと思う。
「香り野菜別インデックス」も、調理にとりかかる際に便利である。
香り野菜が好き! さっぱり、ピリッとクセになる! おかずとおつまみ
- 作者: 堤 人美
- 出版社/メーカー: 家の光協会
- 発売日: 2018/05/14
- メディア: 単行本
2018-12-22 23:00
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「いいビルの世界 東京ハンサムイースト」東京ビルさんぽ [本]
「いいビルの世界 東京ハンサムイースト」
著者:東京ビルさんぽ
ブックデザイン:田村奈緒
イラスト:fancomi
発行:大福書林
著者の言う「いいビル」とは、1950年代~1970年代にかけての高度経済成長期のビルを指すらしい。
合理性と効率だけを重視しない面白さや手仕事のよさ、当時の新素材や丸みのあるフォルムなどに魅力を感じるようである。
本書は、皇居を中心として東部と北部にあるビルの外観をはじめ、階段、窓・窓枠、タイル、ドアハンドルなどの写真を中心に、魅力や特徴など簡潔に解説された書き物である。
蔵前、馬喰町、茅場町、日本橋、銀座、秋葉原、岩本町、神田、神保町、上野、御徒町、門前仲町、大塚、目白などにある、味わいのある個性的な「ビル」が紹介されている。
建物にある、面格子や壁画、エントランス、バルコニー、装飾テント、ガラスブロックなどの写真も多数掲載されており、いずれも重厚感や芸術性が感じられ、楽しめる内容となっているかと思う。
「寄り道いいビル」と題されたコーナーには、新橋駅前ビル1号館・2号館や、再開発が決定したニュー新橋ビルなどが紹介されている。
「ビルと視点」コーナーには「東京ビルさんぽ」メンバーのコラム「飾りじゃないのよ、送水口」、「70年代漫画でいいビル探し」など、興味深い情報が掲載されている。
著者:東京ビルさんぽ
ブックデザイン:田村奈緒
イラスト:fancomi
発行:大福書林
著者の言う「いいビル」とは、1950年代~1970年代にかけての高度経済成長期のビルを指すらしい。
合理性と効率だけを重視しない面白さや手仕事のよさ、当時の新素材や丸みのあるフォルムなどに魅力を感じるようである。
本書は、皇居を中心として東部と北部にあるビルの外観をはじめ、階段、窓・窓枠、タイル、ドアハンドルなどの写真を中心に、魅力や特徴など簡潔に解説された書き物である。
蔵前、馬喰町、茅場町、日本橋、銀座、秋葉原、岩本町、神田、神保町、上野、御徒町、門前仲町、大塚、目白などにある、味わいのある個性的な「ビル」が紹介されている。
建物にある、面格子や壁画、エントランス、バルコニー、装飾テント、ガラスブロックなどの写真も多数掲載されており、いずれも重厚感や芸術性が感じられ、楽しめる内容となっているかと思う。
「寄り道いいビル」と題されたコーナーには、新橋駅前ビル1号館・2号館や、再開発が決定したニュー新橋ビルなどが紹介されている。
「ビルと視点」コーナーには「東京ビルさんぽ」メンバーのコラム「飾りじゃないのよ、送水口」、「70年代漫画でいいビル探し」など、興味深い情報が掲載されている。
2018-12-15 23:00
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「錦鯉A~Z」新日本教育図書編集部 [本]
「錦鯉A~Z」
編集:新日本教育図書編集部
発行:新日本教育図書
錦鯉の発祥地は新潟県の真ん中に位置する上田郷と山古志郷で、最初に上田郷で「浅黄」種が育まれ、その後、山古志郷で「紅白」種が誕生したため、両村を併せて生誕地と見なされているという。
本書は、錦鯉の飼育や鑑賞において便利な情報を、テーマごとにAからZまでの言葉に当てはめて解説された書き物である。
各テーマは、鑑賞・品種・歴史・飼育・観察・生態・楽しみの7つの項目に分類され、検索しやすいように色分けして示されている。
例えば「鑑賞」に分類されたテーマを見てみると、「Appreciation(鑑賞)―華麗な体形 色彩は多様 個性的な模様」「Body(体形)―模様を自在に描ける理想の体」「Color(色彩)―赤橙黄緑青藍紫黒白金銀に彩る」「Design(模様)―白地に緋斑と墨斑で柄を描く」「Judgement(審査)―価値を基準に相対的な比較審査」と、様々な角度から鑑賞の楽しみ方をとりあげ、専門用語を含めて丁寧に解説されている。
「飼育」に分類されたテーマでは、給餌や池造り、水質・水温など、飼育に役立ちそうな情報が掲載されている。
錦鯉の品種・鑑賞方法や「池のシステムを構成するメカニズムの変遷」「魚病の種類」については、写真や図を多く用いて詳しく説明されており、実用的な内容となっているかと思う。
編集:新日本教育図書編集部
発行:新日本教育図書
錦鯉の発祥地は新潟県の真ん中に位置する上田郷と山古志郷で、最初に上田郷で「浅黄」種が育まれ、その後、山古志郷で「紅白」種が誕生したため、両村を併せて生誕地と見なされているという。
本書は、錦鯉の飼育や鑑賞において便利な情報を、テーマごとにAからZまでの言葉に当てはめて解説された書き物である。
各テーマは、鑑賞・品種・歴史・飼育・観察・生態・楽しみの7つの項目に分類され、検索しやすいように色分けして示されている。
例えば「鑑賞」に分類されたテーマを見てみると、「Appreciation(鑑賞)―華麗な体形 色彩は多様 個性的な模様」「Body(体形)―模様を自在に描ける理想の体」「Color(色彩)―赤橙黄緑青藍紫黒白金銀に彩る」「Design(模様)―白地に緋斑と墨斑で柄を描く」「Judgement(審査)―価値を基準に相対的な比較審査」と、様々な角度から鑑賞の楽しみ方をとりあげ、専門用語を含めて丁寧に解説されている。
「飼育」に分類されたテーマでは、給餌や池造り、水質・水温など、飼育に役立ちそうな情報が掲載されている。
錦鯉の品種・鑑賞方法や「池のシステムを構成するメカニズムの変遷」「魚病の種類」については、写真や図を多く用いて詳しく説明されており、実用的な内容となっているかと思う。
2018-11-24 23:00
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「飛田和緒の郷土汁」飛田和緒 [本]
「飛田和緒の郷土汁」
著者:飛田和緒
発行:世界文化社
飛田和緒氏の作品
1964年、東京都生まれ。
高校の3年間を長野で過ごす。現在は、海辺の町で夫と娘の3人で暮らす。
日々の食卓で楽しめる家庭料理には定評があり、雑誌、書籍、テレビなどで活躍する。また、その土地ごとの素材や味に向き合い、家庭で作りやすいようにするアレンジすることが得意。
著書に『飛田和緒のなべ』(世界文化社)、『常備菜』(主婦と生活社)、『私の保存食手帖』(扶桑社)がある。
「郷土汁」とは、寒い地方では体を温めるもの、暑い地方ではさらっと食べられるものや食材を余すことなく使うものなど、各地の風土によって育まれ、先人の知恵が生かされた一品だそうである。
本書は、地域の特産物や調味料を使って作られる郷土料理のうち、汁物だけを集めて紹介されている書き物である。
三平汁、帆立の味噌汁、せんべい汁、じゃっぱ汁、いちご煮、まめぶ汁、ひっつみ汁、むきそば、ちたけ汁、すいとん、どじょう汁、けんちん汁、のっぺい汁、ぼっかけ汁、おつけ団子汁、こくしょ、七色汁、いとこ汁、ばち汁、きび団子汁、太平汁、そば米汁、しっぽく、だご汁、つぼん汁、冷や汁など、著者がアレンジした102品のレシピが掲載されている。
レシピには、できるだけ身近で手に入りやすい材料が使われており、特定の季節にしか採れないものは代用品などを使うなど工夫されている。
また、すぐ食べたい時にも作りやすいように、極力短時間で作れるような提案もされている。
おいしい郷土汁を作るための「基本だしのとり方」では、昆布だし、かつおだし、煮干し・あごだしの手軽なとり方も紹介されている。
著者:飛田和緒
発行:世界文化社
飛田和緒氏の作品
1964年、東京都生まれ。
高校の3年間を長野で過ごす。現在は、海辺の町で夫と娘の3人で暮らす。
日々の食卓で楽しめる家庭料理には定評があり、雑誌、書籍、テレビなどで活躍する。また、その土地ごとの素材や味に向き合い、家庭で作りやすいようにするアレンジすることが得意。
著書に『飛田和緒のなべ』(世界文化社)、『常備菜』(主婦と生活社)、『私の保存食手帖』(扶桑社)がある。
「郷土汁」とは、寒い地方では体を温めるもの、暑い地方ではさらっと食べられるものや食材を余すことなく使うものなど、各地の風土によって育まれ、先人の知恵が生かされた一品だそうである。
本書は、地域の特産物や調味料を使って作られる郷土料理のうち、汁物だけを集めて紹介されている書き物である。
三平汁、帆立の味噌汁、せんべい汁、じゃっぱ汁、いちご煮、まめぶ汁、ひっつみ汁、むきそば、ちたけ汁、すいとん、どじょう汁、けんちん汁、のっぺい汁、ぼっかけ汁、おつけ団子汁、こくしょ、七色汁、いとこ汁、ばち汁、きび団子汁、太平汁、そば米汁、しっぽく、だご汁、つぼん汁、冷や汁など、著者がアレンジした102品のレシピが掲載されている。
レシピには、できるだけ身近で手に入りやすい材料が使われており、特定の季節にしか採れないものは代用品などを使うなど工夫されている。
また、すぐ食べたい時にも作りやすいように、極力短時間で作れるような提案もされている。
おいしい郷土汁を作るための「基本だしのとり方」では、昆布だし、かつおだし、煮干し・あごだしの手軽なとり方も紹介されている。
2018-11-10 23:00
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「服部幸應の 知っておいしいだし事典」服部栄養専門学校 [本]
「服部幸應の 知っておいしいだし事典」
監修:服部栄養専門学校
発行:実業之日本社
服部栄養専門学校
1939年開校。
「食」を通して"世の中に必要とされる人"を育む学校。
安全・安心・健康を考え、しつけやマナー、環境問題などに幅広く対応できるよう『食育』に基づき、カリキュラムを組んでいる。
「調理のできる栄養士」を目指す栄養士科、世界を視野に入れ"総合力と実践力のある調理師"を育成する。
服部幸應(はっとりゆきお)
1945年、東京都生まれ。
立教大卒。昭和大学医学部博士課程学位取得。
フランスよりレジオン・ドヌール勲章を受章するなど、国内はもとより国際的にも活躍。
テレビ『料理の鉄人』での銘解説は、家庭に本格料理を浸透させる原動力となった。
食育や料理を通じての地球環境の保護などにも精力的に取り組む。
「だし」とは「煮だし汁」が省略された言葉であり、素材を煮詰めていき、そのうまみを抽出すると「だし」になるという。
「うまみ」の成分には、かつお節や煮干しなどの魚や肉類に含まれる「イノシン酸」、昆布や海苔・タマネギ・チーズなどに多く含まれる「グルタミン酸」、干ししいたけやキノコ類に多い「グアニル酸」の3つなどがあり、この3つを組み合わせることで相乗効果により「うまみ」が強くなるのだそうだ。
本書は、日本料理・西洋料理・中華料理のだしの取り方や、だしを使った料理を紹介する書き物である。
だしの取り方は、各手順に写真が添えられ、わかりやすくまとめられている。
また、だしの素材である昆布・かつお節・シイタケ・煮干しについて、その種類や選び方なども掲載されている。特に、昆布については専門メーカーである株式会社「東昆」、かつお節については老舗の株式会社「和田久」による詳細な解説が興味深い。
昆布はビタミンやミネラルを多く含み、干しシイタケはカルシウムの吸収を高め、かつお節は食物からしか取れないといわれる必須アミノ酸を全て含み、煮干しはカルシウムの他、主な原材料となる青魚にDHA・EPAが含まれているという。
だしを使った料理を積極的に取り入れ、食生活を見直すきっかけにしたいと思った。
監修:服部栄養専門学校
発行:実業之日本社
服部栄養専門学校
1939年開校。
「食」を通して"世の中に必要とされる人"を育む学校。
安全・安心・健康を考え、しつけやマナー、環境問題などに幅広く対応できるよう『食育』に基づき、カリキュラムを組んでいる。
「調理のできる栄養士」を目指す栄養士科、世界を視野に入れ"総合力と実践力のある調理師"を育成する。
服部幸應(はっとりゆきお)
1945年、東京都生まれ。
立教大卒。昭和大学医学部博士課程学位取得。
フランスよりレジオン・ドヌール勲章を受章するなど、国内はもとより国際的にも活躍。
テレビ『料理の鉄人』での銘解説は、家庭に本格料理を浸透させる原動力となった。
食育や料理を通じての地球環境の保護などにも精力的に取り組む。
「だし」とは「煮だし汁」が省略された言葉であり、素材を煮詰めていき、そのうまみを抽出すると「だし」になるという。
「うまみ」の成分には、かつお節や煮干しなどの魚や肉類に含まれる「イノシン酸」、昆布や海苔・タマネギ・チーズなどに多く含まれる「グルタミン酸」、干ししいたけやキノコ類に多い「グアニル酸」の3つなどがあり、この3つを組み合わせることで相乗効果により「うまみ」が強くなるのだそうだ。
本書は、日本料理・西洋料理・中華料理のだしの取り方や、だしを使った料理を紹介する書き物である。
だしの取り方は、各手順に写真が添えられ、わかりやすくまとめられている。
また、だしの素材である昆布・かつお節・シイタケ・煮干しについて、その種類や選び方なども掲載されている。特に、昆布については専門メーカーである株式会社「東昆」、かつお節については老舗の株式会社「和田久」による詳細な解説が興味深い。
昆布はビタミンやミネラルを多く含み、干しシイタケはカルシウムの吸収を高め、かつお節は食物からしか取れないといわれる必須アミノ酸を全て含み、煮干しはカルシウムの他、主な原材料となる青魚にDHA・EPAが含まれているという。
だしを使った料理を積極的に取り入れ、食生活を見直すきっかけにしたいと思った。
2018-10-20 23:00
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